屋久島の恐怖

 ガサガサと音がして、わたしのテントが揺れました。恐ろしくてその場で小さくなって震えていたのですが、それ以上の進展が無いので、思い切って懐中電灯をつけて外を見ました。

 すると鹿が私のテントの横の葉っぱを食べているのです。屋久島の鹿は屋久鹿と呼ばれ、本土の鹿よりひとまわり小さいのが特長です。屋久島の動物はなぜか本土のそれよりみんな小さいのです。天敵がいないためとも言われていますが、真相はわかりません。

 良く見てみると鹿は小鹿を連れていました。懐中電灯の明かりに反射する濡れたつぶらなは今でも私の心に焼きついています。

 野生の動物に偶然遭遇するという機会は滅多にないのですが、動物園で動物を見るのとは別次元の感動がありました。彼らのテリトリーに私がお邪魔しているわけですから、なにをされても文句はいえません。でもそのシカたちは私の存在を感じつつも悠然と食事をしていました。なんだか自然の一部と認められたような気がして誇らしかったことを覚えてます。一方的に鹿と友情を感じたでした。

 山を降りた私は疲れを取るために温泉に行くことにしました。屋久島にはたくさん温泉があるのです。しかも当時は無料から200円程で入れました。その中のひとつにとても変わった、ちょっとムフフな温泉があるのです
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